宮城県気仙沼に計画したガソリンスタンド。東日本大震災の後、地域のよりどころとなるガソリンスタンドを目指してつくられた。クライアントの友人である髙橋工業さんの造船の技術を生かし、鉄板をアーチ状に曲げることで、短工期ですばやく美しくつくることのできる建築を考えた。サッシやつくりつけのベンチなども、鉄やアルミを使ってオリジナルで作られ、ものづくりの力を生かした建築となっている。